テニスの四大大会 ウインブルドンについて 〜もっとも格式のある大会〜

テニスの四大大会 ウィンブルドンについて 〜もっとも格式のある大会〜

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プロテニス選手はATPワールドツアーという1月から始まる毎週世界各地で開催されるトーナメント方式の試合に参加して、ポイントを稼いでいます。

 

稼いだポイントによって世界ランキングが決まってくるわけですが、ATPワールドツアーの中でも一番上位のレベルに位置するのがグランドスラムと呼ばれる四大大会です。

 

今回は4大大会の一つであるウィンブルドンについて調べてみました。

 

 

ウィンブルドンの歴史

ウィンブルドンは1877年から始まり、世界で一番古いテニストーナメントで、最も格式高い大会と言われています。

 

一番の特徴として挙げられるのは、グランドスラムの大会でウィンブルドンだけが唯一芝のコートです。

 

開催された歴史を見てみると、第1回大会は男子シングルスのみが開催され、女子シングルスが開催されたのはそれから7年後の1884年です。それまではアマチュア選手のみが参加する大会でしたが、1968年にプロ選手の参加が認められ、オープン化していきました。

 

100年以上の歴史があるウィンブルドン大会ですが、地元のイギリス選手が優勝できない状況が長く続きました。

 

それを打開したのが2013年、アンディー・マレー選手が実にイギリス人として77年ぶりに優勝しました。

 

一方女子は1977年から地元イギリスから優勝者が出ていません。テニスの大会においてもっとも格式高いウィンブルドンで、地元選手が優勝できないのはイギリス人にとっては歯痒い気持ちなのでしょうね。

 

 

また、ウィンブルドン以外の四大大会はITF(インターナショナル・テニス・フェデレーション)というところが運営しているのですが、ウィンブルドンはローン・テニスクラブという地元のテニスクラブが運営しています。そのため、他のATPツアーとは違ってウインブルドン大会独自のルールがあるのです。

 

 

ウィンブルドン独自のルール

白を基調としたウェアを使用しなければならない

伝統と格式を重んじるウィンブルドンは試合中の服装は白色以外は着用してはいけないことになっています。また、下着や帽子、リストバンド、シューズなども白色に統一しなければいけません。プロ選手の間ではこのルールは厳しすぎるのではないかと苦言を呈している人も多くいます。

 

 

ミドルサンデー

ウィンブルドンは開催期間が約2週間なのですが、第1週目と2週目の中間に位置する日曜日をミドルサンデーと呼んでおり、休養日として設けています。しかし、開催期間中は雨が降りやすい時期なので中断が多く、試合の消化不良が深刻だった年はミドルサンデーに試合が行われました。その後は雨が降っても中断しないようにセンターコートは引き込み式の屋根が取り付けられ、雨の時は屋根が閉まるようになりました。

 

 

独自のシード順位を採用している

ATPツアーでは獲得したポイント、世界ランキングをもとにシード順位を決めていますが、ウィンブルドンだけは過去のウィンブルドンの実績を考慮した上で独自のシード順位に決めています。

 

 

更衣室がランク分けされている

ATPツアーではロッカールーム使用にルールなどないのですが、ウインブルドンでは更衣室のランクが3つに分けられていて、シード順位が高いほど良いロッカールームが使えるようになっています。

 

 

ラストエイトクラブというものが存在する

ラストエイトクラブとは、ウインブルドンで勝ち進み本戦でベスト8に入ると、ウィンブルドンを観戦しに行くと特別に席を用意してもらえます。この権利は一生保障されるもので、ここ最近の日本人選手でラストエイトクラブに所属しているのはクルム伊達公子選手と松岡修造さんですね。ラストエイトクラブはウィンブルドンで戦績を残した人のみに与えられる、名誉あるものなんですね!

 

 

 

以上のようにウィンブルドンのみの独自ルールというものがあり、それがまた格式を上げているのでしょう。

 

 

ウィンブルドンは一番難しい大会である

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ウィンブルドンはATPツアーの中で、最も難しく過酷な大会と言われています。

 

まず、ATPツアーの中で芝のコートの大会はもっとも開催期間が短いため、芝のコートに慣れないのです。

 

また、グランドスラムでは通常は3セットマッチなのに対して、男子は5セットマッチで行われます。それに加えて、ウィンブルドンはファイナルセット、第5セットに突入した場合はタイブレーク方式が採用されず、アドバンテージセットで2ゲーム差を付けないと勝利にならないため、試合時間がとてつもなく長くなることがあります。

 

最も長い試合は3日間かかりました。なので、気力と体力が十分でないと勝ち進めないのです。

 

 

 

まとめ

ウィンブルドンはATPツアーの中でも異色な大会です。しかし、最も格式ある大会なのでウィンブルドンのセンターコートに立つのが夢であるというテニス選手がほとんどです。

 

錦織選手はウィンブルドンの最高成績がベスト16どまりなので、なんとかベスト8まで入ってラストエイトクラブに入ってもらいたいですね!

 

また、最近は日本人選手が世界ランキング200位内に入る選手が増えてきました。一人でも多くの日本人選手がウィンブルドンで戦ってる姿が見れるように応援したいです。