テニスの歴史と日本にどうやって伝来したのか?

テニスの歴史について

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テニスの歴史について調べていると、テニスの原型に近いもので一番古いものは紀元前のエジプトにある事が分かりました。

 

数人が集まって球を打ち合う行為から始まったそうです。その様子はエジプトの壁画に残されており、なにか宗教的な意味を持っていたようです。

 

また、古代ローマでは皮に羽毛を詰めた球を手で打ち合うというゲームが野原などで盛んに行われていたそうです。その後、手で打つのが痛いという理由のために皮手袋や竹で編んだ道具を使用して球を打ち合うようになりました。

 

 

現代のテニスに最も近い原型が誕生したのは11〜12世紀頃に、フランス修道院の回廊で貴族が手のひらや手袋を使い球の打ち合いを楽しんでいたのが始まりです

 

フランスの歴代の王たちはこの遊びが好きだったようです。特に、14世紀のフランス王ルイ10世はこのゲームに熱中し過ぎて試合に負けまいと頑張りすぎた結果、身体を壊したとする逸話が残っているそうです。

 

このゲームは13世紀頃にイタリアに広まり、今日のテニスには欠かせないガットを張ったラケットが14世紀に誕生しました。その後は各地でコートが建設され、本格的に対戦目的のゲームとして普及していったのです。

 

さらに、テニスが盛んになったのは16世紀になってからです。16世紀になってからは各地にテニスコートが出来たり国際試合が行われたりと、本格的に対戦目的のゲームとして普及していきました。

 

 

 

日本にはどのように普及したのか?

日本のテニスの歴史について調べると、アメリカ人教師のリーランドという人が日本にテニスを伝来したということが分かりました。

 

19世紀後半に文部省が体育の教員を養成するいい案はないかと模索していたところ、リーランドにテニスを紹介された事が始まりだとされています。

 

また、同じころには横浜にある山下公園に外国人慰留者のためのテニスクラブとテニスコートが誕生し、テニスが日本に普及し始めました。

 

 

リーランドの通訳を務めた、東京高等師範学校(現筑波大学)の教授・坪井玄道の指導で、テニスが取り上げられてローンテニス部が発足しました。

 

しかし、当時のテニス用具は輸入に頼っていたためにとても高額だったため、国内でゴムマリというボール(軟式テニスのボール)を開発しました。

 

以後、日本ではゴムマリを使った軟式テニスが流行るようになり、硬式テニスは一部の人たちの間で続けられていました。

 

 

硬式テニスが全国主要校に正式に採用されたのは、1913年に慶応義塾大学が軟式テニスでは国際交流ができないという理由で硬式テニスの採用に踏み切ったのがきっかけです。全国主要校が硬式テニスを採用したことから、日本で本格的な硬式時代が始まりました。