現役テニスコーチが教える!

錦織圭 2017年 マイアミオープン 準々決勝でストレート負け

錦織圭選手がマイアミオープンに出場しました。前回のBNPパリバ・オープンで世界ランキング4位まで上がり、今大会は最初第四シードで臨みましたが、準々決勝でファビオ・フォニーニ選手(イタリア)に4−6,2−6のストレート負けを喫してしまいました。

 

4回戦の対デルボニス選手(アルゼンチン)戦で痛めた右手首の影響で、錦織選手のフォアハンドがうまく機能せずに負けてしまった印象があります。フォアハンドの代わりにドロップショットやバックハンドを中心に戦う戦略に変えていましたが、やはり、フォニーニ選手は強かったですね。

 

今回のマイアミオープンは世界ランキング1位のアンディー・マレー選手や同2位のノバク・ジョコビッチ選手が怪我などの理由により欠場し、同3位のスタン・ワウリンカ選手は4回戦で敗退するなど錦織選手が初めてのマスターズ1000を優勝するチャンスが十分にあっただけに残念でした。

 

錦織選手のコメントです。「今日は100%の状態でプレーできなかった。前日に行った四回戦で痛めた右手首の痛みが急に出てきてしまった。やり切れない悔しさがある」
やはり、試合で負けてしまったことよりも、怪我で全力でプレーできなかったことを嘆いてますね。

 

錦織選手は日本人ですが、アメリカのIMGテニススクール出身でこのマイアミオープンは言わば第二のホームと言える場所でした。なので、毎年このマイアミオープンは得意としていると発言しており、今年こそは優勝するぞと臨んだのですが、4回戦での怪我が悔やまれますね。

 

 

今期のATPツアーに入ってから、どうも世界ランキング上位陣がコロッと負ける試合が増えてきているような気がします。錦織選手も例外ではなく、リオ・オープンでもBNPパリバ・オープンでも今大会のマイアミオープンでも自分よりランキングが下の選手に負けてしまいました。もちろんどの大会も出場する選手はみな強く、誰もが優勝するチャンスがあります。世界ランキング100位以内はそんなに実力差はないと言われているのですから。しかし、去年の2016年はほとんどランキング下位の選手に負けたことがない錦織選手が立て続けに負けてしまうと心配ですね。

 

 

まずは怪我を直して、次の試合も万全の態勢で臨めるように応援しています。錦織選手も若手という時期をもう過ぎているので、若干焦りが出ているのかもしれませんが自分のペースでゆっくりと優勝に向かってほしいです。